Sweet and brittle shooting star ?
ああ、また今日も人の意見で自分の本当の心を消した。
ああ、また今日も自分の直感を信じる勇気を持てなかった。
ボクらは色とりどりで甘くて星屑のようにキラキラ輝く金平糖。
だけど優しく慎重に両手で大事に大事に包んで守らないと容易く砕けてしまう。
ああなんて儚さ。なんて脆さ。なんて強度のなさ。
ぼくらは甘ったるくて弱い。
辛い時辛いと言えたらいいのになあ。ボクらは強がって笑う金平糖。
寂しいのに平気なフリをするのは崩れ落ちてしまいそうな自分を守るため。
キラキラ甘い笑顔を巻き散らすのは自分自身を守るため。
キミも気づいていたんだよね、きっと。
なんでもないようなことが幸せだった。なんでもない毎日がホントは記念日だった。今頃気づいた、今頃気づいたんだ。
ボクは精一杯笑ってたでしょう?みんなの前必死に取り繕って。
キラキラ甘い輝き溶けてなくなった。
砂糖菓子は溶けてなくなった。
金平糖はどこに降る?
キラキラ宝石みたいで、それぞれ個性があって、傷つきやすくて、甘い。
簡単に砕け散るし、たまに苦い。
主役にもなれるし、脇役にもなれる。
色の組み合わせで引き立つ事もあれば、その逆もある。
一緒で消えてなくなる流れ星。
だけどずっと忘れない流れ星。
一瞬で魔法にかかる流れ星。